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旧中工場アートプロジェクトとは 芸術文化の創造性が十分に発揮される魅力ある都市環境にはアーチストの先進的活動を支える基盤整備が必要でしょう。文化や芸術は人々の知的生活の質を向上させ、地域社会の創造的問題解決、地域アイデンティティーの形成、都市景観の創造に効果的です。芸術は特別な物ではなく、空気や水のようにあるべきではないでしょうか。しかしながら芸術が地域社会に有効に機能するためには異なる領域を媒介するコーディネーターとしての人材の育成、および先進的アーチストの育成、支援機関としての「アートセンター」の創設が必要となります。 都市の遊休施設の芸術支援機関への転用は、まさにこの実験的教育における人材輩出により地域社会の将来−創造的地域再生へと貢献する萌芽となるでしょう。 沿革 これら広島の都市及び社会と表現の関連性を模索したアートプロジェクトの中でも、もっとも大規模なものは、2001年に開催したArt Crossing Hiroshima project 2001 Springです。このアートプロジェクトは、学内スタッフや学生、国内外のアーティスト、総勢33名によって「旧日本銀行広島支店」「紙屋町地下街シャレオ」「アストラムライン」「広島市立大学芸術資料館・オープンエアスペース」といった5つの広島のサイトで開催され大きな反響を呼んだものです。このように旧空間造形研究室は20世紀、歴史の遺構とも呼べる建造物や、消費マーケット、インフラ・ストラクチャー,教育施設といった広島の都市構造や形成、地域の持つ特殊性にスポットを当て、21世紀の芸術の持つ意味や役割を模索してきました。 これまでは現代の芸術表現が広島の都市や社会にいかに関われるかという研究テーマを、広島の内側で考察・実行してきましたが、日本におけるドイツ年である2005年には、ブラウンシュバイク美術大学との共催によりドイツ、ブラウンシュバイク市で、「ギフト・オブ・ヒロシマ」-Art Crossing Hiroshima project 2005 winter-展を開催できる運びとなりました。これは研究室のもつ研究テーマを海外で紹介できたアートプロジェクトとしてとても意義深いものです。 新規に着手したこの旧中工場アートプロジェクトは、今後現代表現研究室が国内外との交流アートプロジェクト重ねていく上で、広島に外からの受け皿が必要となる中、この旧中工場は「レジデンス会場や展示会場の確保」及び「地域に根ざした観客、サポーターの啓蒙・交流」等の機能を担っていくサイト、つまり情報発信基地と同時に受け皿となる建造物(アートセンター)となります。研究テーマをグローバル性のある構想を持ちつつ、ローカルな場で実践していくための実験的構想です。 |
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総合ディレクター: 柳 幸典 ディレクターのメッセージ アートの教育機関とアーチストそして地域による共同体的アートセンターを構想しています。箱はあっても結局中身を動かすのは人です。いい人材が集まり、いい人材を育てる。そして行政で対応出来ない地域の問題解決をアートが提案する。 |
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パブリシティー |
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ポスター |
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折りたたみ式チラシ(第一期) |
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折りたたみ式チラシ(第二期) |
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