柳 幸典《Article 9》
被爆建造物、旧日本銀行で、戦争・国家、貨幣を問う!
 展覧会概要

「金庫室のゲルトシャイサー」展

2007年4月1日(日)〜4月22日(日)
11:00〜19:00
旧日本銀行広島支店
企画:柳幸典
(美術家/
広島市立大学芸術学部 現代表現領域助教授)

 参加作家

あいだだいや
会田誠 
赤瀬川原平 
アンドレアス・スロミンスキー 
泉山朗土 
入江早耶 
上田博文+竹田直樹 
太田三郎 
木村育子 
クリスチャン・ホルスタッド 
ゲルトシャイサーズ
下道基行 
シフン製作所 
ステファン・バリン 
高橋知奈美 
竹田直樹 
タノタイガ
照屋勇賢 
トム・フリードマン 
豊嶋康子 
平野薫 
藤浩志 
太湯雅晴 
槙原泰介
ミヒャエル・オットー 
柳幸典 
淀川テクニック 
ロバート・ワッツ

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サテライト企画
金庫室のゲルトシャイサー
 旧中工場アートプロジェクト総合ディレクターの柳幸典が作家として作品展示とキュレーションをする展覧会であると同時に、旧中工場アートプロジェクトのサテライト企画として同時開催します。広島市指定重要文化財である旧日本銀行広島支店の被爆の歴史的事実そして貨幣経済を担ってきた歴史を引用したメッセージ性のあるサイトスペシフィックな展示内容。「戦争」「貨幣システム」その独占機関としての「国家」について問題提起します。また旧中工場アートセンター構想と同じく、その本来の機能を終えた建造物の積極的な歴史の引用によるアートセンターとしての実験的提案ともいえるでしょう。
旧日本銀行広島支店

 展示構成としては、柳幸典による「国家」及び「戦争」をテーマとした1階のメインホールのインスタレーションを導入とし、地下の金庫室に「貨幣システム」をテーマとしたゲスト作家の多様なインスタレーションが展開される計画です。
 尻から金をひり出すヨーロッパ中世の空想上の怪物ゲルトシャイサーは金をひり出す換わりに何か大切なものを要求します。私たちは富の換わりに何をゲルトシャイサーと交換してきたのでしょうか。
 爆心地からわずか380m、多くの人間は一瞬で消滅したにも関わらず金庫室の貨幣などは無傷であったという堅牢な地下の金庫室に、ゲルトシャイサーは永久に潜み続けるのでしょうか。

作品展示「戦争・国家」へ
作品展示「貨幣」へ